#トップメッセージ

2019年に始まった新型コロナウイルスの感染拡大は、恐ろしいスピードで、世界中の人たちの笑顔とヨロコビを奪いました。

この3年間を学生として過ごした皆さんにとって、イメージしていたキャンパスライフとは異なる時間を過ごすことを余儀なくされ、在宅中心の生活になった方も多いと思います。しかし、新しい生活様式は決してデメリットだけでなく、多くのメリットもあったと思います。特に若い皆さんのデジタルリテラシーの向上は顕著であり、『調べること、探すこと』『スマートフォンの活用スキル 』、そして『SNSにおける対面しないコミュニケーション』などは、皆さんの力を伸ばし、世界観を広げたのではないでしょうか?

またインターネット上にある、多くのサービスを熟知して生活をする若い人が急増しました。就活生の皆さんは、現在の中高年者の学生時代とは全く異なる生活スタイルで過ごしており、ヨロコビや楽しさの価値観も、このわずか30年程度で大きく変化しました。

更に、私たちに大きな影響を及ぼす『情報メディア』は、テレビ、ラジオ、新聞、本が中心の時代から、インターネットメディアの普及により、劇的にチャネルの数が拡大することによって、どんな立場の人も『何に興味を持つか』『どの程度調べるか』『何を見て過ごすか』ということを、明確に選択して生きる時代になりました。

つまり現代は、選択肢が増え過ぎている世の中となった分、『何を選んで生きれば良いか』、その選択が難しくなった上に、『何事も迅速に、自分の頭で考えることが求められる時代』になったとも言えます。

そして、私たちの中核事業であるパチンコ業界においては、新型コロナウイルスと戦った約3年もの間、とても苦しい日々が続きましたが、苦しい日々の中でも『スマート機の導入』が実現し、広告規制の見直しも進み、業界全体が向上する新しい取り組みが増えました。あまり知られてはいませんが、今のパチンコ業界は一体となって、大きな業界改革に取り組む動きが加速しています。

そうした業界変革のタイミングで、マルハンではカンパニー制を導入しました。その目的は『次世代の経営体制を築き上げること』『社員の成長を加速させること』という2点ですが、私は国内最大の共通会員制ゴルフクラブである、太平洋クラブの社長と兼務する形で新しいマルハン北日本カンパニーの代表を務めることになりました。

私たちマルハンは『人生にヨロコビを』という経営理念を掲げ、『業界を変える』という企業姿勢を貫き、この30年間パチンコ業界の変革をリードしてきました。北日本カンパニーの中核事業であるパチンコ事業は、北海道と東北６県、新潟、北陸３県、愛知、岐阜、三重という国土の広い1道13県で100店舗以上の店舗展開しており、業界全体が縮小している中でも、新規出店を続け、規模を拡大することによって、より一層パチンコ業界をリードし、『業界を変える』ことを実現していきます。

そして私たちは更なる成長を遂げるために、カンパニー独自の新規事業進出領域を定めました。それは『富裕層向け観光事業』です。これは日本国内に限らず、世界的な成長分野の事業なので進出地域は限定せず、日本全国、そして世界進出も視野に入れ、現在急ピッチで展開計画を検討しています。マルハン北日本カンパニーは、パチンコ事業と富裕層向けの観光事業を行い、この両事業において『人生にヨロコビを』提供する会社であり、人々にヨロコビを提供しながら企業の成長を遂げるためには、やはり人の力が欠かせません。

これも知られていないことですが、私たちマルハンは、若手に大きな挑戦機会を提供することで成長してきた会社でもあります。そんな多くの機会を託された先輩社員の話を聴くだけでも結構です。是非一度マルハン北日本カンパニーに触れてみてください。

従業員一同で、皆さんを歓迎します。皆さんの就活にもヨロコビを！