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パチンコ・パチスロはお金を増やすために行くんじゃない。好きなアニソンを聞くために行くんだ

岩本ゆうり

パチンコを大学1年生から打ち始め、過去には家にパチスロの機械が3台あった私(引越しの際に売ってしまいましたが……)。
大学時代の夏休みは8月1日から31日まで1日も欠かさずに打ちに行きました。

今まで付き合った男性はみんな、パチンコに一緒に行ったのがきっかけ。声が聞こえにくいから話す時の距離が近くなるし、他の人にはわかってもらえない趣味を共有している背徳感がドキドキさせるんですよね。
要は、パチンコは恋のキューピットであるということです。

そんなことはさて置き、パチンコをしない人ほど「パチンコはギャンブル」「パチンコはお金を稼ぐために行くもの」と思っているのではないでしょうか。

否定はできませんが、私がパチンコに行く目的はちょっと違います。

なぜ私がパチンコに行くのか。

それは「好きな音楽を聞くため」です!!!

「パチンコ店なんて音がうるさくて音楽楽しめないでしょ?」と思われましたか?

ふっふっふ。むしろ、周りの音が大きいから多少声に出して歌っても人に気づかれないというメリットすらあります。
花粉がひどくマスクをしていても自然な昨今ならなおさら、控えめな熱唱ならバレないのです!
(歌うことを推奨しているわけではないので自己責任でお願いします。周りの人に聞こえない程度にしてくださいね)

今回は、パチンコ店さんで音楽を楽しむ魅力と、パチンコ・パチスロの題材になっている人気のアニメ曲を紹介していきたいと思います。

わざわざパチンコ・パチスロでアニメソングを楽しむ理由

パチンコ・パチスロにおいて、名曲が流れるのは大当たりを引いたときです。

(蛇足ですが、最近は大当たりを引く前、つまり本来淡々と画面が変化するだけの状況下でも、好きな曲をずっと聞き続けられる台もあるんです。なんとありがたいことか。好きな曲を聞けるモードに変更すれば、当たってなくてもノリノリになってしまいます。パチンコメーカーさん、オタクの心理を掴んでいるなあと思いますね)

台によっては、感動シーンや名場面とともに名曲を流してくれるんです。

自分の大好きなアニメの大好きなシーンを最高の音楽とともに突如見せられて、懐かしさのあまり感涙にむせびます。「うぐっ…グスッ……」ってなります。

だって、昔好きだったアニメを全て見直すのには時間がかかりますよね。時間を取って見返そうと思うことも少ないと思います。
だからこそ、「ちょっと昔好きだったアニメを思い出したい」「少しだけ名シーンをおさらいしたい」そんな時にパチンコはぴったりなのです。良いシーンだけを抽出して、一番盛り上がるタイミングで至高の音楽を流してくれます。

パチンコ・パチスロでアニメの名シーンを見て、「ああ、田中くんと一緒にこのアニメにハマってたんだ……田中くんのこと好きだったな……」「劇場版を友達と見に行ったな……最近会ってないな、連絡してみようかな……」と走馬灯のようにいろんなことを思い出したりもするわけです。

要するに、パチンコ・パチスロは視覚と聴覚からオタクを昔にタイムスリップさせる、超感動タイムマシーンの役割を果たすんですね。エモいぞ、パチンコ。

パチンコ・パチスロになったアニメで使用されている名曲たちを一挙紹介

ここからは、パチンコ・パチスロになったアニメで使われている名曲たちを紹介していきます。

最近話題のアニメの主題歌も紹介しているので好きなものがあるか、要チェックです。

ちなみに選曲は筆者の独断と偏見に基づいています。紹介した以上にステキな楽曲がたくさんあるのは承知の上で、パチンコ・パチスロオタクさんは見てくれるとうれしいです。

北斗の拳

『北斗の拳』はパチンコ・パチスロの主要タイトルの1つで、シリーズがめちゃめちゃ多いです。

以下に紹介した布袋寅泰の「STILL ALVE」をはじめ、ゴリゴリした曲調の戦いたくなる(?)曲がてんこ盛り。クリスタルキングの「愛を取り戻せ!!」や上木彩矢の「ピエロ」も熱いですね。

ガンダムSEED

2023年8月にパチンコが初登場して以来、いまだに人気の『ガンダムSEED』。

T.M.Revolutionと玉置成実の名曲が堪能できます。
感動シーンで使われる挿入歌「Meteor-ミーティア-」も聞けちゃいます。パチンコの演出、かなり凝っているので曲と合わせられるとファンは泣きますね。

コードギアス 反逆のルルーシュ

コードギアスのパチンコ・パチスロではオープニングソングの「COLORS」(FLOW)やエンディングソングの「モザイクカケラ」(Sunset Swish)が聞けます。
メロディと歌詞とパチンコの演出が相まって、切ない気持ちになりますね。

新世紀エヴァンゲリオン

いわずと知れた『エヴァンゲリオン』。2023年12月には『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の映像を搭載したパチンコシリーズの16作目が発表されました。
「残酷な天使のテーゼ」をはじめとした名曲が聞けるのはもちろん、パチンコのために林原めぐみによって書き下ろされた曲も存在します(「終結の槍/終結のはじまり」)。すごい。

炎炎ノ消防隊

2023年4月に導入を開始した『炎炎ノ消防隊』。
Mrs. GREEN APPLEの「インフェルノ」が聞けるのはうれしいですね。他にも、Aimerの「SPARK-AGAIN」やKANA-BOONの「Torch of LIberty」など有名アーティストの曲が聞けちゃいます。

ゴールデンカムイ

2024年4月8日にパチンコの新台として発表された『ゴールデンカムイ』。
MAN WITH A MISSIONの「Winding Road」が聞ける! まだ打ちに行ってないけど、ヒロインのアリシパさん可愛いんだろうな。

まとめ 書いていたらアニソン、聞きに行きたくなってきた

他にも、『交響詩篇エウレカセブン』、『創聖のアクエリオン』、『革命機ヴァルヴレイヴ』など、曲がよくてパチンコになっているアニメ作品を例を挙げたらキリがありません。(私が一番好きなのは『めぞん一刻』です)

パチンコ歴が長ければ長い人ほど「今日はあの曲が聞けてよかった」「曲と演出が良すぎて、思わず泣いちゃった」とおっしゃいます。パチンコを音楽と映像を楽しむものとして利用しているのです。

この文章を書いていたら、今すぐアニソンをパチンコ台から聞きたくなってきました。

こうして今日もパチンコ店さんに足を運ぶのでした、おしまい。

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