パチンコホールを中心に総合エンターテイメント事業を展開する株式会社マルハン(本社:京都・東京)の北日本カンパニー(社長:韓 俊)は、2024年春に宮城県仙台市を本拠地として『マルハン北日本カンパニー硬式野球部』を発足し、2025年より公式戦へ参戦いたします。また球団の初代監督には元東京ヤクルトスワローズ投手、元東北楽天ゴールデンイーグルス投手コーチの館山昌平氏(42)が就任することを、併せて発表いたします。

左より:初代監督 館山 昌平 氏・マルハン北日本カンパニー社長 韓 俊

 

野球部の選手は、球団の本拠地近くのマルハン店舗の契約社員として雇用し、就労機会と充実した野球環境を提供、選手引退後は正社員に登用システムも用意いたします。

硬式野球部発足に伴い、現在はクラブハウスと室内練習場などの新施設建設の検討に併せて、選手の採用活動を積極的に行なっております。2024年2月28日(水)・29日(木) には、浦安市運動公園野球場にて、第1回目の大規模選手セレクション会を開催いたします。( 案内詳細: baseball-northjapan.com )

また翌2025年にはチームメンバーを正式発表し、同年の都市対抗野球、社会人野球日本選手権の出場を目指し、公式戦に向けて本格始動する予定です。

マルハン北日本カンパニーでは、企業理念である「人生にヨロコビを」の実現に向け、社会を構成する⼀員として地域に根差した活動を行い、ステークホルダーの皆さまの期待と信頼に応えることで、中⻑期的な視点から持続可能な社会の実現と企業価値の向上に努めています。

また、企業姿勢に掲げる「地域社会への貢献」と、人事方針に掲げる「⼈を⼤切にする企業の実現」にもとづき、地域コミュニティとの共存共栄の関係を構築し、地域の発展に寄与するとともに、誰もが夢をもって成⻑できる社会の実現に貢献いたします。本硬式野球部の活動を通じ、スポーツの持つ⼒で「夢を持って頑張る人々」を応援し、従業員の⼀体感を醸成して⼠気を高めていくとともに、地域社会に愛される企業を⽬指してまいります。

 

■館山昌平氏プロフィール

1981年神奈川県出身。
日本大学藤沢高校野球部エースとして活躍。1998年春の選抜高校野球大会ではチームをベスト4進出へと導いた。
日本大学進学後、3年時の2001年には、エースとして17季ぶりのリーグ優勝に貢献。
2002年のドラフトでヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ) から3巡目指名を受け入団。プロ1年目の7月に初登板を果たし、以降先発ローテーションに定着。2年目は怪我の影響で登板機会はなかったが2005年に一軍復帰を果たし、待望の初勝利をマーク。6年目の2008年からは5年連続で2桁勝利を挙げる活躍で、2009年には最多勝利投手賞(16勝)にも輝いた。
その一方で、3度にも及ぶトミー・ジョン手術など、計10度(うち1回は引退後)の手術を敢行。度重なる怪我や手術に苦しみながらも、復帰後には、150km/hの圧巻の投球や6勝を挙げる活躍で2015年にカムバック賞に輝いた。
2019年に現役を引退。2020年から東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍投手コーチに就任し、データの活用や自らの経験を踏まえ、若い投手陣を中心に指導した。2022年からはルートインBCリーグの福島レッドホープスの投手チーフコーチ兼企画運営に就任。福島を拠点に野球を通じた地域創生にも尽力した。

 

■館山昌平氏コメント

このたび、マルハン北日本カンパニーという大企業の新チーム初代監督に任命いただいたことを光栄に感じています。アマチュア野球界で指導することも、監督をすることも私にとって初めてのことです。育てていだいた日本野球界、その未来を想い、本気で誠実に取り組んでまいります。

今の野球界に最も強く必要だと思うことは『トレーニングの質を向上すること』です。私はプロ野球17年の選手生活を含め10度の手術をしましたが、引退してアマチュア野球界全体を見渡していくと、怪我をしない身体づくりと練習の質には、まだ向上の余地が残されていると見ています。私は、その想いと考え方、そして先端技術の活用も積極的に取り入れ、マルハン北日本カンパニー硬式野球部で選手たちと様々な知識や技術を共有・実践し、2027年度には都市対抗か日本選手権でベスト4、2029年度にはいずれかの大会で優勝を目指すことを目標として掲げたいと思います。

マルハン北日本カンパニーで、仕事と野球の両立を実現させ、引退後の選手たちが、社会人としても大きく活躍できることを証明し、本拠地である仙台を盛り上げるべく、本気で誠実に努力を積み重ねて参ります。